【FIREの種類】FIREの種類は1つだけではない!5種類のFIREの方法と特徴を解説!

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FIREとは、経済的自由&早期リタイアのことです。

 

これまでは一部の投資本やメディアで取り上げられるのみでしたが、最近ではYouTubeやブログなどでもよく見かけるようになり、知名度も徐々に上がってきています。

ただ、その分、FIREに関する情報が溢れているので「どの情報が正しいのか?」「発信者によって言っていることが違う!」と混乱している人もいるようです。

 

今回の記事を読めば、FIREに関する情報を整理でき、自分にとって最適なスタイルを見つけられるでしょう。

◆今回の記事で分かること◆
  • 5種類のFIREとは
  • それぞれのFIREのメリット、デメリット
  • あなたが目指すべきFIREのスタイル
  • それぞれのFIREを達成するために必要な行動

 

目次

     1.5種類のFIREの方法と特徴を紹介

     2.Fat FIRE(ファットファイア)とは

     3.Lean FIRE(リーンファイア)とは

     4.Barista FIRE(バリスタファイア)とは

     5.Side FIRE(サイドファイア)とは

     6.Coast FIRE(コーストファイア)とは

     7.まとめ

 

5種類のFIREの方法と特徴を紹介1

それぞれどんなFIRE?

この記事では以下の5種類のFIREを紹介します。

 

Fat FIRE(ファットファイア)

・Lean FIRE(リーンファイア)

・Barista FIRE(バリスタファイア)

・Side FIRE(サイドファイア)

・Coast FIRE(コーストファイア)

 

FIREは「経済的に自立して、様々な選択肢を選べる自由を得る事」です。

 

ただ、FIREの種類によって「どの程度の生活水準でどのように生きていくか」といった考え方が異なってきます。

もちろん、生活水準は高いに越したことはありませんが、その分、達成のハードルは上がります。

 

「そもそもFIREとは?」については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください!

fire-maeda.hatenablog.com

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Fat FIRE(ファットファイア)とは2

最強のFIRE

十分な経済的余裕を持って、その後の生活水準を下げることなく生活していこうというスタイルのFIRE です。

 

Fat(ファット)という単語は以下のような意味があります。

・太った

・脂肪の多い

・豊かな、肥沃な

これらの言葉から想像できるように、Fat FIREはリタイア後も贅沢に過ごすことができる点で他のFIREと一線を画しています。

 

他のFIREは、基本的に「最低限の生活費を賄うこと」に重点が置かれていますが、Fat FIREは、節約、倹約の必要すらないため、幸福度が最も高いFIREといえます。

 

メリット

・リタイア後にお金のことで悩む必要がない

・時間のゆとりがある

 

デメリット

豊かな生活を追い求めすぎると破綻するかもしれない

・達成するハードルが極めて高い


以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

fire-maeda.hatenablog.com

 

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Lean FIRE(リーンファイア)とは3

一般的に最近流行しているFIRE

質素倹約をしながら、最低限の生活費の中で資産を形するというスタイルのFIREです。

 

Lean(リーン)という単語は以下のような意味があります。

・無駄がない、効率的な

・体が締まった

・余裕がない、限られている

これらの言葉から想像できるようにLean FIREは、基礎生活費を必要最低限の水準まで削ぎ落すことが求められます。

 

Lean FIREにおける「ゆとり」は金銭的なゆとりではなく、時間的なゆとりを指します。

つまり、資産収入で賄う基礎生活費以上の物的なゆとり費は不要というスタンスです。

また、基礎生活費も一般的な水準より低い傾向にあります。

 

メリット

・達成までの期間が短い

・ 実現性が高い

・ 高いマネーリテラシーが身に付く

 

デメリット

 ・緊急事態に弱い

・究極的な倹約を維持し続ける必要がある

・人的資本を高めることが難しくなる可能性がある

 

以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

fire-maeda.hatenablog.com

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Barista FIRE(バリスタファイア)4

一定は働きながら生活費を賄って実現するFIRE

一定の資産を形成した上で、フルタイムの週5勤務を辞めて、頻度を減らしつつも一定は働きながら、パートタイムでの労働で生活費を賄うというスタイルのFIREです。

 

リタイア後も労働によって、必要な生活費の不足分を賄うセミリタイア型のFIREには「Side FIRE」もありますが、その違いは雇われているか否かとなります。

Barista FIRE=雇われている(パートタイムで稼ぐ)

Side FIRE=雇われていない(副業で稼ぐ)

 

Barista FIRE(バリスタファイア)という名前はカフェのバリスタが由来です。

アメリカでは日本とは違って、健康保険などの制度が確立されておらず、医療費や保険料が高いです。

フルタイム労働を辞めて、それらを賄おうとすると多額の負担となりますので、Barista FIREの目的には社会保険の負担を減らす」ということが挙げられます。

 

Barista FIREは、FIRE後の資金をすべて不労収入に頼らないFIREとなりますので、不労収入をつくるために必要な資金を他のFIREよりも抑えることが可能です。

「無理に不労収入を作らなくても良い」という点でも、かなり再現性が高く、現実的なFIREといえるでしょう。

 

メリット

達成までの期間が短い

社会保険の負担を減らせる

・相場の暴落に強い

 

デメリット

雇われ続ける保証はない

・生活水準を上げられない

・相場暴落時には働き方を変える必要があるかもしれない

 
以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

 

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Side FIRE(サイドファイア)とは

一定は働きながら生活費を賄って実現するFIRE

一定の資産を形成した上で、フルタイムの週5勤務を辞めて、頻度を減らしつつも一定は働きながら、副業で生活費を賄うというスタイルのFIREです。

 

リタイア後も労働によって、必要な生活費の不足分を賄うセミリタイア型のFIREには「Barista  FIRE」もありますが、その違いは雇われているか否かとなります。

Barista FIRE=雇われている(パートタイムで稼ぐ)

Side FIRE=雇われていない(副業で稼ぐ)

 

Side FIRE(サイドファイア)という名前は、副業を意味するサイドビジネスが由来です。

日本だと、副業に明確な定義はなく「本業以外の収入」くらいの意味で使われることが多いです。

 

Side FIREは、FIRE後の資金をすべて不労収入に頼らないFIREとなりますので、不労収入をつくるために必要な資金を他のFIREよりも抑えることが可能です。

「無理に不労収入を作らなくても良い」という点でも、かなり再現性が高く、現実的なFIREといえるでしょう。

 

メリット

・達成までの期間が短い

・好きを労働にできる

・相場の暴落に強い

 

デメリット

副業へのウエイトが大きい

・生活水準を上げられない

・相場暴落時には働き方を変える必要があるかもしれない

 
以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

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Coast FIRE(コーストファイア)とは

資産は保有しているが、敢えて働き続けるFIRE

リタイア後に必要な資産を形成するための元本を用意した後、それには手を付けず、早期リタイアせずに働き続けるというスタイルのFIREです。

 

Coast(コースト)という単語は以下のような意味があります。

・惰性

・楽に進む

これらの言葉から想像できるように、Coast FIREは仕事に縛られずマイペースに生きていくことを目的とします。

 

余剰資金はすべて資産運用を行い、FIREまでに必要な資金をつくっていきます。

リタイア後には、FIREに必要な資金が十分に形成されており、ゆとりのある老後生活を送ることが可能です。

労働収入を得るという点ではBarista FIREと似ていますが、以下の違いがあります。

Coast FIRE=フルタイム労働、資産の取り崩しは行わない

Barista FIRE=パートタイム労働、資産の取り崩しを行う

 

メリット

・達成までの期間が短い

社会保険の負担を減らせる

・相場の暴落に強い

 
デメリット

・リタイアまでに時間がかかる

・FIREの実感が薄い

・相場暴落時には働き方を変える必要があるかもしれない

 
以下の記事で詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

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まとめ

この記事では、5種類のFIREについて、それぞれの特徴やメリット、デメリットを紹介しました。

どのスタイルを選ぶかはあなた次第ですが、この記事をきっかけに「あなた自身のライフプランと向き合う良い機会」になれば、大変嬉しく思います。

 

「自分にとって、も幸福度の高いFIREはどれか?」を見つけていただき、私と共にFIREを目指していきましょう!

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